ギズモバイル

12人の優しい日本人のギズモバイルのネタバレレビュー・内容・結末

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

≪ざっくり評価≫
名作「十二人の怒れる男」を、ゆる~~~くアレンジ。面白いし考えさせられる。
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総合評価 (/6) ✩ 4.0
シナリオ 4
総合演出 4
独創性 4
完成度 4
心理効果(*2) 4
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≪突っ込んだ感想≫
日本で陪審員制度を導入したら?のifモノだが、凄く良く日本人の特性を表現していると思う。本家に比べると超絶軽い内容になっているが、軽いなりに上手にアレンジして差別化に成功している。活字と漫画の違いのような印象で、本家の方が名作臭はするが、何度も観たくなるのはコチラかな?とにかく個々人の発言内容に個性が立っていて面白い。

ただ、無罪から始まり長い議論を経て無罪に戻る展開にはセンスを感じるものの、最初のメガネが前言撤回する展開が少し強引に感じたのが残念。