ヴィム・ヴェンダースの観る
「ベルリン・天使の詩」続編
壁崩壊後の自由なベルリン
前作で人間になるの拒否した天使
カシエル
楽し気な人間たちは自分たちに助
け求めることも無くなったよね~
とナスターシャ演じる仲間とぼや
く毎日もある日思わずも地上に降りてし
まう人間カシエルの話
オープニングに聖書の一節がクレジット
される。最初と最後にカシエルが人間に
呼びかける言葉は多分一緒で一節と言葉
は同じような意味合い。
それを伝えたいのではないでしょうか
人として善でなければのカシエルに善悪
の区別が付かない心汚れた輩が近付いて
くる
かなりバタバタというか雑な感じの展開
もあり前作の重厚さはほぼ無いですが
人間を守ろうとするカシエル
僕たちは見えないけどいつでも直ぐそば
に居るよと呼びかけるカシエル
いつもながらの意味不明な副題のような
邦題は置いといて英題のままの天使の愛
が溢れた映画であります
ただ最初と最後はそういった空気出して
ますが通して観ると人間界で苦労する
カシエル君という感じ
壁崩壊をどこまで意識してるか分かりま
せんがその猥雑さも含めての人間と言う
ことなのかもしれません
俗人化しない天使ナスターシャの美しさ
と悪魔なデフォーにオヤジ化したガンツ
さん。コロンボもまた登場しております