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路上の霊魂のoのレビュー・感想・評価

路上の霊魂(1921年製作の映画)
3.2
クリスマスイブの日に路上で出会った2組の話。

分かれ道で右に進んだ1組と左に進んだもう1組。
右に進んだのは、刑期を終えたばかりの男2人。空腹のあまり他人の家からパンを盗もうとしたが、幸運にも罪をゆるされ新しい生活を手に入れる。
左に進んだのは、困窮した男とその妻子。男がかつて黙って家出した実家を訪ねるが、実家の父は男をゆるすことができず、男は結局吹雪の中で死んでしまう。

冒頭と結末に「人を憐れむには時がある。その時をはづさないやうにするが好い」という言葉。

同じ画面の中で、男が過去の自分と並んで対話するシーンが新鮮。
現代と同じ扮装のサンタクロースも登場する。
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