えいがドゥロヴァウ

ストーカーのえいがドゥロヴァウのレビュー・感想・評価

ストーカー(1979年製作の映画)
4.4
3回寝ました
風邪を引いて風邪薬を飲んでいたせいもあるのでしょう
3回寝てやっと、ゾーンの「部屋」の入り口まで辿り着くことができました
その達成感たるや
この映画を観ながら寝るのはむちゃくちゃ気持ち良い…
決して退屈したわけではありません
長回しのスローテンポな映像美に浸っているあいだに意識がどこかに行ってしまうのです
他の方々のレビューを拝見しても皆さん寝まくっていますね
この作品を存分に楽しまれているようで

ゾーンの外の場面で用いられるセピア色の映像が特に美しくて好きです
ゾーンを探索するストーカー(ゾーンの案内人)、教授、作家の3人の取り留めもない主義主張とその齟齬を通じて、人間の自意識、過去(恥)と未来(希望)、科学、芸術など、多岐に渡るテーマがポエティカルに語られます
何言ってるんだかは分かるような分からんような
ゾーンの存在意義が3人それぞれの主観によって変容していくようなウネウネした感じが面白かったです

レンタルDVDで冒頭を観た時点で「む、これはもっと良い画質で観ねばならんぞ」と即停止、日本オリジナル修復版のブルーレイを購入して今回の鑑賞に至りました
いつでもこの作品が観られるというのは豊かなことですな
体調が良いときにまた観たいです
というか、何故あえてそんなときにこの作品を観たのだろうか