ストーカーの作品情報・感想・評価

「ストーカー」に投稿された感想・評価

いわゆるサイバーパンクな未来的SFガジェットは皆無の超哲学的なSF映画
おそらく監督はサイエンスフィクションを「架空の設定を利用して人間の意義を問う」というジャンルだと思っており 僕もそれがSFの役割だと思ってるのでそれなりに見応えはありました。ただ理解はほとんどできず。難解なわけではないのですが、監督の感性が鋭すぎて僕は「水音が気持ちいい」ぐらいの知性の無い感想しか出て来ないのですが、「音楽は現実と最も関係が薄いし無愛想でつながりのない 機械的な音の羅列 でも 何故か人々の魂に直接的に響くのです」などといった台詞が印象的で 映画を観てる間何か言葉に出来ない思考回路が張り巡らされたので 分かったような事は言えないですが 凄い映画なのかもしれません。
sminov1987

sminov1987の感想・評価

5.0
目に見えない力への強烈な畏怖と信仰心で森や廃墟を進む様子、芸術家と科学者の対立など、やはりかなり事故後のチェルノブイリとシンクロした。

それにしてもチェルノブイリ事故の7年前の映画なんて驚き。
ニガヨモギに続きこれもだいぶ預言的だ。
聖書や優れた芸術作品は普遍性を持つから、世界で様々なことが起こる度に預言だったと語られるんだろう。
1979年に同じソ連から生まれた作品。既にソ連でバリバリ原発を推進していた頃。想像力豊かな作家たちが原子力と神を繋げた未来を描いたのかもしれない。原作「路傍のピクニック」に答えが書いてあるかもしれないから読んでみようと思う。

《立入禁止区域=ゾーン》のような誰もいない誰も入れない空洞空間に神を感じたり希望や畏怖を抱くという点が、日本の天皇の森とも重なった。
人類には誰もが入れず触れず侵せない空洞空間が必要なのかもしれない。
誰もが平等に信じることができ、また畏れることができる、未知の領域。
規制厨

規制厨の感想・評価

3.5
自分には難解すぎた
ストーカーの男の葛藤と主張の強い学者の掛け合いは割りと共感できるところも多かった
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.7
ゾーンなんだろな。

意味を見出そうとすればするほど
分からない…
そして眠くなるw

分かる事の意味と
意味はあるのか
感じることの意味

そんなことを夢で思ったのか。
見せられたのかw

何度も同じような体験。

[R_SF]

宗教の感じは知識不足で理解できず
雰囲気は好き
KW

KWの感想・評価

5.0
    / ̄ ̄ヽ
   | ・ ・ |
   _ノ(彡人ミ)
  /  ((*゜-゜)
 / __(ノ ノ
<人> UU
難解。
願いが叶うという救いを求めて、長く険しい道を歩くことを要求される。
進んでいるつもりが戻っている回遊性。
必ずしも良いとは限らない願いの部屋。
超常的な現象の発生。
他者との関係は薄い、広大な空間。
おけい

おけいの感想・評価

4.0
タルコフスキー作品の中で今のところ惑星ソラリスの次に好き。まだ全部は観てないので、、、やはり、タルコフスキーの作品は映像の一つ一つが丁寧に撮られていて、なんと説明をしたらよいだろうか?空気が研ぎ澄まされていて美しい。美しい絵画を切り取ったような映像美にただただ毎回のみこまれる。
ただ、ストーリーは淡々と進むし、おじさん3人が歩きまわってるだけなので、一般的に退屈に感じたり、眠りを誘う作品ではあるとは思う。自分はSFというだけでワクワクしてしまう性分で、、、ゾーンとは何か?ゾーンには一体何があるのだろうか?と思いながら観てたので、眠くなることはなかった。結局ゾーンがなんなのか、部屋が何を意味するのか自分には分からなかったけど、タルコフスキーのような哲学的で難解な作品は、観終わった後あれこれ考えを巡らせることになる。そういう時間もまた好きだ。ゾーンとは己の精神を映し出し、あるいは映し出される場所だったのかな。
今更ながらのタルコフスキー初体験だったんだけど、思想に溢れ、底深く美しく、眠くなるという点で、まるでアンビエントミュージックが映画の形をとったみたいだと思った。
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