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トウキョウソナタのcyphのレビュー・感想・評価

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)
3.1
実家を形成する側もつらいんだよ映画 家父長制ほんとに死んでほしい、という気持ちとこれ仮に次男にピアノの才能がなかったら?ていう虚しさとで集中できなかった 終盤にそれぞれのドラマが高まるタイプの映画なのに終盤になればなるほど芋くささが増していく(「やり直したい」とか「いままでの人生ぜんぶ夢だったらいいのに」とかわざわざ見せ場つくって言わせちゃう感じ)の残念だった あとぜんぶのごはんが死ぬほど不味そうですごかった

小泉今日子に対するお前も働きに出ろよというきもち 転職活動はそれなり辛そうだったけどそんなでその暮らしをやってけるリアリティがあったんだとしたらいい時代だな、て思って観てたけどぜんぜんそんな古い映画でなかった、やっぱりなんなんだ

役所広司はよかった、路上実習になっちゃうやつも面白いけど海以降、なんでこうなっちゃうんだろ…の薄ら寒さ 悪い意味で体感150分だった
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