このレビューはネタバレを含みます
あらすじも何も見ないでレンタルしたので単にラブコメかと思ってた。ケイトハドソン主演だったし。ところが思わぬヒューマンドラマ良作って感じでいい意味で意表つかれた。
仕事で順風満帆な主人公が末期癌を宣告されるところからスタート。死を目前にして周囲の人に当たってしまうこともあるけれど、親と本音を言い合えたり、付き添ってくれる友人がいたりと、心温まる感じ。自分が余命宣告されたら、願い事３つはどうするかなーとか、周りに誰がいてくれるかなーとか、犬は誰だったら信頼して頼めるかなーとか結構自分と置き換えながらみた。
付き合うことになったお医者さんすごくキュートだったな。どっかで見たことあると思って調べたらモーターサイクルダイアリーに出てたんだ！チェゲバラの若い頃の話でこれもすごく好きだった。
マーリーは、死にかけの女と付き合ったってしょうがないとか荒れるし、確かに余命がわかってほぼほぼ助かることがないってわかってて好きになるってすごいなって思う。ましてやお医者さんで相手を治せないって相当辛いんじゃないかな。
辛くても、結果は変わらなくても、今自分が出来ることをしてあげる、ずっと寄り添ってあげるところが最高にいい。癒された…。
かなり泣けるけど、ちょいちょいコメディ要素入れてくるバランスがすごいちょうど良かった。ウーピーゴールドバーグの贅沢使いという感じ！
