【ある意味、終わりの始まり】
数少ない漫画実写化映画の成功例と言える作品。
当時、間違いなく大ヒットしていましたし、今でも原作を読んでる読んでいないに関わらず、ほとんどの人が知ってる作品だと思います。
同時にこの作品以降、漫画の実写化が急激に増えましたよね。
そして数多くのクソ映画が量産されることに……。😭
まあ嘆いてもしょうがない。
作品自体は、やっぱり何度見ても普通に面白いですね。
まず、「名前を書かれた人間が死ぬノート」っていう存在が最高に魅力的ですし、それを彩る、夜神月とL/竜崎の頭脳戦も良く出来ていると思います。
そして、藤原竜也と松山ケンイチという、漫画のキャラを演じることにかけてはプロフェッショナルと言えるこの二人の存在無くしては、この映画の成功は無かったでしょう。
ただ、何回か観て思ったのが、この映画の面白さの根底にあるのは、あくまで原作の魅力と、色モノ俳優二人(とレッチリ)であって、それ以外の要素は大したことないどころか、微妙であるという点です。
邦画特有の安っぽさはもちろん、一部の役者さんの演技は結構ひどいと思います。
あのFBIの女の人、倒れ方下手すぎん?生きてるのバレバレですよ。
あと、詩織の最後のセリフ最高に寒かったです。
原作はちょっとかじった程度なので、映画と漫画の相違点はよく解りませんが、漫画・アニメを知っているファンが、この作品にどういう感想を抱くのか気になりますね。