久々に観たけど楽しめた。宝探しは幾つになってもワクワクするね。主役のニコラス・ケイジ。数々の良作に主演し続けてるけど、への字眉にだらしない口元（失礼）Ｍ剃り込みと胸毛ボウボウだし大して魅力を感じないなと思って来たが、最近私の中で株価が急上昇中（もうオッサンだぞ、今更かーぃ）『天使がくれた時間』『フェイス/オフ』の演技で見直した、というか魅力に気が付いたのだ。今まで悪口書いてごめんよ。これからは応援するね。
歴史学者で冒険家のベン・ゲイツ役も合ってるね。いや、何演じてもピッタリ来るよ。だって、普通のオッサンだもの（褒めてない？）
公文書館責任者のアビゲイルをダイアン・クルーガー。ドイツ出身のモデルはスタイル良く、若いし綺麗！申し分なしのヒロイン。ちょっとイライラする行動もあるけど。
ベンの親友で相棒、ハッカーのライリーをジャスティン・バーサ。これまた若い。25歳位かな。イケメンだけど背が低い。相棒にしては若過ぎるが、良いコンビだ。
ベンの父にジョン・ボイト。60代だが老けて見える。今は81歳。アンジーのとっつぁん。身長が191㎝もあり、ジャスティンと並ぶと多分20センチ以上の差があって、大男に見えるわ。
最初は仲間、その後はライバルのトレジャーハンターのイアンにショーン・ビーン。渋い。『ＧＯＴ』では北の王、エダード・スターク（ネッド）で本当にかっこ良かった！がっしりした体格は王にふさわしいし、何と言っても、声がいいの。映画では悪役が多いそうだが、賢くて鋭い表情が敵役でも憎めない。あ、結婚は5度だそうで‥。バツ４も凄いね。
ＦＢＩ捜査官にハーヴェイ・カイテル。今回は警察側。悪役もこんな役も似合う。人情に厚いところがまたいい。
回想の中で登場する、ベンの祖父はクリストファー・プラマー。勿論、渋いです。年取ってグーンと良くなった俳優のひとりね。
さて、物語は時に都合よくいき過ぎてちょっと興ざめもするが、宝探しの面白さはやっぱり良いなあと思わせ十分に楽しめた。例えば、盗むなら最初から協力すればよいのに、とか、アビゲイルが巻き込まれる顛末とか。これはいかにもディズニー的なフワフワした感じの展開。でもお宝探しがエジプトやらアフリカやらヨーロッパに飛ぶのではなく、アメリカの中、というのが良かった。それも映像で良く見るような有名な場所ばかり出て来るし最初に盗むのが”アメリカ独立宣言書”だなんて、面白い。
2時間超だけど飽きなかった。ラストの神々しい風景は感動もの。
さて、続けて『リンカーン暗殺者の日記』も観よう！
