Angeprunelle

ペイ・フォワード 可能の王国のAngeprunelleのレビュー・感想・評価

3.7
2年前のある猛吹雪の夜
見知らぬ30代半ばくらいの年上の男性に
ある親切をしてもらった事がある。

それはそれは本当に
恐ろしい夜で
こちらの地域では
予想も出来ない程の積雪
猛吹雪の中一人ぼっちで
誰も助けには来れないような状況だった・・・

警察やJAFにも連絡したが
こんな天気だから電話もパンク状態。
期待した返答はもらえず
その数分後に携帯の充電は切れ・・・
一人で何とかするしかない。
3時間近くたった一人で
車の周りの雪を素手で必死にかいた。

通りかかった人が数人居たものの
罵声をあびせられるか
ただ立ち去っていくだけ。

この雪をいつまでかいたら無くなるのだろうと
手足の感覚も無くなって
途方にくれていた時
助けてくれたのがその男性だった✧

その人は200メートルくらい離れた
アパートに住んでる男性のようで
『手伝います。自分もさっき雪にハマって大変だったんですよ』と
スコップ2つと近くの自動販売機で買ったであろうホットミルクティー♬
そしてたぶん彼の私物であろう
男性もののダウンジャケットを
肩にかけてくれた✧

それは本当に涙が出る程有難く
とてつもなくホッとしたのだ♡

その後もう一人近くを通った
見知らぬ男性が手伝ってくれて
3人で2時間半くらい
ただひたすらに雪をかいて
ようやく自分の駐車場に
車をおさめる事が出来た。

車が雪に埋もれてから6時間が経過し
時間は朝の4時半だった。

私は感謝の気持ちと
お礼をさせて下さいと伝えた✧

そしたらその男性は
『気にしないで。お礼なんていらないから。』と何度お礼をしたいと言ってもそう言って微笑むのです。

それでもお礼がしたい私は
『お礼をさせてもらわないと
こっちの気が収まらないです❣❣』
というと、その男性はこの作品の少年と
同じ事を言ったのです✧

これ以上強く言えないなと思った私は
近くに自販機があったので
『せめて温かい飲み物だけでも
受け取って下さい』というと
きっとこっちの気持ちを
くんでくれたのでしょう。
『じゃあお言葉に甘えて・・・
ありがとう♬』と
それだけは受け取って下さいました。
そして名前も連絡先も言わず
猛吹雪と積雪の中
急いで帰っていったのでした✧

今思うとこの作品を見て
感銘を受けたのかなと
思ったりするのですが
感銘を受けたからと言って
行動に移せる人ってどれだけいるでしょうか。
そう思うと本当に素晴らしく
美しいなと思う♡

まさにこの少年が望んでいた事♬
あの冬の優しさは
きっと忘れないと思う♬

私はあの男性からもらった優しさを
次の3人に渡す事が出来ただろうか。
いや・・・全く出来ていない。

この作品はシンプルで綺麗過ぎるけど
この世界の希望であり夢だ♡

この世の中の汚いものは
どうせ無くならないと諦めていたし
綺麗事な映画はどうせ綺麗事と
どこか冷めている人間だったけれど
そういう自分が本気でカッコ悪いと思う。

本当はこういう温かい世界に
生きていたい♬
人が温かい世界を強く望む❣❣

クソなのは世の中なんかじゃなく
諦めてしまっている自分自身なのだ。
クソな世の中を作るのは
私みたいな一人の人間からなのだ。
どうせ〜だからと諦めて
何も行動しない人間が多いからこそ
この世の中はさらに悪化してゆく。
どんなことでも一人の人間の
発想や行いから始まる♡

けれどとてつもなく大きなものに立ち向かう時
一人のちっぽけな瞬発力だけでは
どうにもならない。
拡散し継続していく事で
ちっぽけな想いはおっきくて熱い想いに変わる♡

だからこそもらったこの優しさを
世の中の平和の一歩として
責任もって次に渡さなくてはと
今は思っている♡

こんなクソみたいな世の中だからこそ・・・

この想いを繋いでいけたら
どれだけ素敵だろうか♡

ケヴィン・スペイシーの授業を
生徒になったつもりで聞いている自分がいた。
ケビン・スペイシーやっぱり好きだ♬

“恩は返すのではなく
次に渡していくものだ”

“恩は返してもらうものではなく
次に渡してほしいと願うものだ”

『♡“PAY IT FORWARD”♡』

“Please connect this thought to the next person.”