れいな

ペイ・フォワード 可能の王国のれいなのレビュー・感想・評価

5.0
"素晴らしき哉、人生"と"独裁者"と並んで中高時代に私の心のベースを作った作品といっても過言ではない、、!
ラストは衝撃で見るのが辛いけど、人生の中で何回か見直して原点に戻りたいなと思える映画。

「本当は世界は思ったほどクソじゃない
だけど日々の暮らしに慣れ切った人たちは良くない事もなかなか変えられない
だからあきらめる
でもあきらめたらそれは負けなんだ
ーすごい難しいことなんだ
周りの人がどういう状況かもっとよく見る努力をしなきゃ
守ってあげるために心の声を聞くんだ
直してあげるチャンスだ。自転車とかじゃなく、、"人"を立ち直らせる」

自分の働きかけで世界を、少なくとも自分の周りの世界からでも、変えることはできるんだと勇気づけてくれる。
難しいことだからこそ、勇気を持ってすることで世界は変わる。
アーリーンが言った「ママを許すわ」に、見るべきタイミングでまた見れたんだなと。辛い過去がありながら、それを受け入れて許せる人は強い。許すって相手のためでもあるけど自分のためでもあるんだよね。
れいな

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