higadesign

海と毒薬のhigadesignのレビュー・感想・評価

海と毒薬(1986年製作の映画)
3.6
20220325-088
1945年5月、九州
原作:遠藤周作(1957年)
美術:木村威夫
九州大学生体解剖事件
B-29爆撃によるアメリカ人捕虜8名が人体解剖される。
実験期間 : 1945年5月17日から6月2日
最終的に九州大学関係者14人、西部軍関係者11人が逮捕
その後、朝鮮戦争が勃発し、恩赦によって減刑されその多くが釈放された。

勝呂:奥田瑛二…F市の大学病院の研究生
戸田:渡辺謙…勝呂と同じ研究生
橋本教授:田村高廣…勝呂・戸田の「おやじ」。妻はドイツ人女性・ヒルダ。
柴田助教授:成田三樹夫…助かる見込みのない患者である「おばはん」を実験台にしようとする。
浅井助手:西田健…橋本教授に取り入って権力を固めようとしている。看護婦の上田と男女関係がある。
上田看護婦:根岸季衣…看護婦長の大場と共に実験に参加。「聖女」としてふるまうヒルダに対して反発心を持っている。
大場看護婦長:岸田今日子
ハットリ調査官:岡田眞澄

「死ぬことが決まっていても、殺す権利は誰にもありません」
「神様が怖くないですか?あなたは神様の罪を信じないのですか?」

オピオン2cc:がん患者など鎮痛剤

1945年5月なのに戦争の緊張感が少ない?

NHKドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」(2021年)
higadesign

higadesign