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ウルトラヴァイオレットのspe1111のネタバレレビュー・内容・結末

ウルトラヴァイオレット(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

フィフス・エレメントよりこっちのミラ・ジョヴォヴィッチを観るとすごい綺麗に見える。むしろミラ・ジョヴォヴィッチの肉体やアクションを見渡すためだけに存在している映画と言っても過言ではない映画だ。いちいち髪、服の色は変わるし、終始ボディーラインが見えるパツパツの服に尻をアップさせるカメラワークはもうミラ・ジョヴォヴィッチに力を入れてるとしか考えられないwとにかくアクションが多いし、無駄な動きは多いし、いちいちポーズは取るし、すごいね。構図などは素晴らしかったのだけど、いちいちわざとらしくて、特撮というか、ゲームっぽいという感じ。反重力ベルトなるアイテムを利用しバイクを走らせるシーンとかもまさにそれ。なんかリアルな5レンジャーモノ?といった雰囲気が作品全体から出ていて、もっというとPS4かなにかのリアルなゲームをそのまま映画にしたような映画だ。それもそのはず、CGのクオリティが最近よくあるSFモノのような感じではなくゲームのような作られた質感なので、アバターとか、そういう本当のリアルな感じではない。でも始めからそういう視点で観たら面白いのかもしれない。ストーリーもちょっと途中でよくわからなくなった。子供を救おうと乗り込んだら実は公園で遊んでて、子供死んだはずなのに生き返って??んん??んー。見終わった後にレビュー読んでやっと理解できた。
ただこの映画のすごくいいところはSF的なモノのデザインで、「使い捨て携帯電話」という厚紙のような携帯電話があったり、腕輪を撒いたかと思えばクレジットカードだったり。あとは両手から武器が出てくる表現や、銃のデザイン、刀剣のデザインなど細かく観ると結構凝ってて面白い。そういったアイデアなどはSFを作る、という場合に参考になる映画だなとも思った。
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