このレビューはネタバレを含みます
「オノで人を殺してもあんたの味方よ」なんて言ってくれる友だちに一生のうちに出会える人間は何人ぐらいいるのだろう。
テヒがとにかく良い子なんだよなぁ。冒頭のパーティのシーンでジヨンがへジュに猫をプレゼントしたとき、プレゼントボックスの内側のジヨンが描いたパターンに気付いたのもテヒだけだったよね。ほんとはへジュにも気付いて欲しかったんだろうなと思う。
パッと見た感じは地味なんだけど、包丁のシーンのヒリヒリ感、夜のダンキンドーナツでのシーンなど魅力的な画が全編通して溢れてる。こんな素晴らしい青春映画が韓国にあるんだなぁということを知れただけでもハッピーです。