アタラクシアの猫

1900年のアタラクシアの猫のレビュー・感想・評価

1900年(1976年製作の映画)
3.6
5時間16分。
イタリア大河ドラマ。
オルモとアルフレード。
小作人と地主の対立。
1900年同日に生まれた2人が、第一次第二次、それぞれの大戦の時代に生きぬく。
ファシストの台頭、百姓に広がるボルシェビキの伝播。
地主アルフレードの使用人アッチラとレジーナの極悪ぶり。
共産主義、社会主義が百姓を魅了した理由が良く理解できる。

前半は淡々と、搾取される小作人の苦悩を描いて退屈。
後半、悪女レジーナが、パトリツィオ少年の童貞を奪い、アッチラが少年を殺害。
それをアカ(共産主義者)の犯行にしたてる。
特にサスペンスって訳じゃないけれど、オルモとアルフレードの関わり方より、アッチラとレジーナ夫妻の悪事の方が際立っていて印象的。

長い映画だった。