カレン

1900年のカレンのレビュー・感想・評価

1900年(1976年製作の映画)
4.0
長かった!DVD2枚です!
なんと5時間16分!!!
劇場では当然休憩があったでしょうね!
じゃなきゃ、もちません😅
でもとっても贅沢な映画でした。

1900年、イタリア
地主と小作人の家に、ほぼ同時に男の子が産まれました👦👦

地主は一生地主
小作人は一生小作人
のはずでした。

身分の違いを越えて
二人は大の仲良し、いつも一緒でした。
子供時代が長いけど、楽しいエピソードが満載なので飽きることはありませんでした。

ということで
二人を軸に、時代は激動の渦に飲み込まれていきます💦

結構、胸糞な人たちがたくさん出てきます。
辛い場面や観たくない場面も多々あります。
行き過ぎなリアリズム🫣
モザイク入れて欲しかった〜😰

しかしそれはさて置き
ファシストや社会主義がどのように生まれたのかが、とても分かりやすく描かれていました。

地主がどうなったか
もう誰もが知っていることです。
地主はデニーロ、ちょっとだけ胸糞
小作人のジェラール・ドパルデューは魅力的でした。
ファシストがどうなったかも自明の理
ドナルド・サザーランドはファシストです。
胸糞ナンバーワンです。

ちょっとだけ私見を云うと
色んな思想や政治システムは
その時の社会が生み出した産物、初めは全てに志しはあったと思うのです。
ただ運営していくうちに、どこかで狂いが生じてしまうのではないのでしょうか💦

👦👦👦👦👦👦👦👦

ラストは
大笑いでジ・エンド
のはずが……どうなんなんでしょう🤔
カレン

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