tetsu

其の日ぐらしのtetsuのレビュー・感想・評価

其の日ぐらし(1919年製作の映画)
3.0
京都国際映画祭(オンラインで開催)にて鑑賞。

貧乏生活で空腹が続くロイド。
何とか飢えをしのごうと、必死にやりくるする彼だったが、その結果、様々な人たちに追われてしまう。
そんな彼のもとに、遺産相続の権利失効が迫る令嬢が現れて……。

ロイド、なにげに初鑑賞。
盗んだ食料を奪った少女を追いかけたり、泥棒集団に巻き込まれ、警察に追いかけられたり……。

いかにも、サイレント映画の王道と言える内容。

走って車に追いつくシーンや、もぐら叩き式に各地の穴から出てくる主人公、大勢の警察官に追われる展開などが純粋に楽しい。

遺産相続うんぬんを踏まえたクライマックスが『キートンのセブンチャンス』とまんまじゃん、と思っていると、普通に本作の方が、6年も前の作品でした。
(ロイド、ごめん。笑)

本編前の解説によると、ヒロインの女優とロイドは、後に結婚したそうです。笑
tetsu

tetsu