2021年の忘れ物レビュー…✍️
レビューが前後してしまったけど、エリック・ロメール作品2本目に観たやつ👀
今の時点でロメールの長編は10本以上観たのだけど、中でもこれは結構好きなやつだった😋❣️
田舎住まいのレネットと都会から来たミラベル。対照的な二人が体験する四つの奇妙な出来事を綴った4章立ての作品✨
今作でも田舎と都会のそれぞれの美しさを映し出すロメールらしさが出ていたなぁ✨✨
新緑に赤の衣装やインテリアを合わせるのが印象的🌿❤️
今回も会話劇と哲学が展開されるけど、田舎から都会へ4つのシチュエーションで相反する2人の思考や価値観の違いが際立つやり取りが面白い✨
特に2人の相違点が顕著になりぶつかり合う【物乞い 窃盗常習犯 女詐欺師】が好きだった😋
ミラベルはポジティブでサバサバしてて、都会慣れした要領の良さがカッコいいけど、それに対してレネットは悲観的だし言い訳がましい😇
往々にしてレネットがめんどくさい😇w
でもそんなレネットにちょっと感化されるミラベルの姿がまた興味深いし、正しい事と人助けは同義じゃない現実の難しいところを皮肉的に描いてるのも面白かった。
アタオカな【カフェのボーイ】の不条理さはぶっ飛んでるし、最後の【絵の売買】も圧巻の捲し立て面白い🖼💬
基本なんか滑稽な感じで、癖になる😇
