『Thank God for the rain to wash the trash off the sidewalk.(雨は人間のクズどもを歩道から洗い流してくれる)』
マーティン・スコセッシの作品は娯楽としてみるより名画として観たほうがいい(^_^)
この映画はアクションが無い、雰囲気が常に暗く、ロバート・デ・ニーロの若い時が観れたのは面白かったけど役では頭がイかれてて心を寄せれる人間がいないので置いていかれた。
しかし、鑑賞したあとに調べて考えてみるとこの監督の世間に対する批判やベトナム帰還兵の心の傷などを広めたいメッセージ性が強く画面に表されている(o_o)
一つ一つの画が面白く、フロントガラスに写るニューヨーク、掃き溜めに鶴のような白いドレスのベッツィなど目に引くシーンがたくさんあった。
トラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)の演技も恐ろしく、「俺に用か?」と言われたシーンでは笑顔で人を殺しそうだなと思いました( ; ; )
映画を観て考える能力はこういう作品を鑑賞したほうが力になると感じた。