のどか

タクシードライバーののどかのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム帰還兵。不眠。黒人街。ネオン。モヒカン。銃。社会が抱える闇。
嫌悪感や疎外感に気を狂わせるトラヴィスの話。彼は本当に英雄なのか。


タクシードライバーであるトラヴィスが、ある日ベッツィに一目惚れする。デートするも振り向いて貰えない。

ある日、12歳の少女の娼婦アイリスがポン引きのスポーツに追われてタクシーの中に逃げ込んで来る。
しばらくして再びアイリスを見かけ、自らの手で町のゴミを掃除しようと考え、銃など手に入れ、射撃訓練や肉体改造に取り組み始める。

そして遂に決行の日。モヒカン頭に刈り上げパランタイン大統領候補の暗殺を試みるも失敗。そのままアイリスのところへ向かい、ポン引きたちを次々射殺。自信も自殺を試みるも失敗に終わり命を取り留める。

アイリスを救ってマスコミはトラヴィスを英雄として扱う。
それからしばらくした後、タクシードライバーとして夜の街を走っていると偶然ベッツィが自分のタクシーに乗車。英雄として振り向いてもらえたトラヴィスだったが、彼女を無視し、走り去っていった。
のどか

のどか