JOKERのために見直したやつ。これも記録はしてなかったので改めて。
スコセッシはすこぶる映像的に「きっちりとした、綺麗な映画」を撮る印象があったけど、これはちょい前の作品だからかそこまででした。
タクシーを運転している時のトラヴィスの顔しか映さないカット、非常に良くて、ドライブシーンにありがちなカット割りじゃないところとかはとてもすごい~素晴らし~となるし、最後の反復も好みだったのですが、
なんせ私は村上春樹版「キャッチャーインザライ」が苦手な人なので(サリンジャーの原作はめちゃくちゃ好き)、「どこかに行きたいけど結局どこにも行けない、そして大して自分もがんばれない」みたいなストーリーがそもそも合わない………
まあでも、そのストーリーを鑑みればこの撮り方は妥当なのか、、、、
ただ、「JOKER」が影響を受けているというのはちょっとよくわからなかったな……オマージュがあったわけでもなく(最初の方のシーンは構図似てるのがあった気がするけど)、ストーリーはまたちょっと違う話だし……主人公が似ているわけでもないし……
本当に参考文献程度ってことなのだろうか。どうもそういう雰囲気とかが「似てる」みたいな曖昧な感じ、わからんなあ