言われてみれば時代背景を考えればアメリカ人と日本人のハーフがこの時代に一定数生まれていることが考えられるけど、あんまり今の時代で米ハーフのおじいちゃんって見かけないよね。この映画でも描かれてる通り、“アイノコ”を産むのは生活水準の低い人だろうし、当然差別もあって社会の目が厳しくて、単純にサバイブできた人が少ないってことなのかな。ハーフとはいえど、すでにコミュニティが存在する在日朝鮮人の人たちと違って、アメリカとの子供なら、まあ父親はいないだろうし社会的にも孤立しているに違いない。彼らはどうやって生きたんだろうか。なんか戦時中後に生まれた米日ハーフを題材にした作品ないかな?
「事なかれ主義でいきましょう」「人は見た目で判断するものだよ」とか今見たら逆張りくんすぎて面白い
物語に関しては、ずっとツッコミながらみてた。特にマチコと旦那とその母親に対して。
最初に淡島千景がマチコに「あんたに惚れてたんだよ」って言ってたけど、この場合の”惚れた“ってどういう意味合いなんだろうか。