にまみれも

逃走迷路のにまみれものレビュー・感想・評価

逃走迷路(1942年製作の映画)
3.5
2回目の鑑賞。

冒頭の飛行機工場の火災と、ラストの自由の女神のシーンは、何回見ても迫力がある!

主人公が逃走途中でサーカス団の車に匿ってもらう時、多数決を取るときの団長の演説が見事。

慈善パーティーで、実は黒幕の夫人の家で、主人公が「夫人の家は、破壊工作員のアジト」だと訴えようとしても、誰も耳を傾けてくれない。
そんな人達をみて、かつての自分の姿を重ねて絶望の眼差しになるヒロイン。
絶望感の中での、ダンスは美しい。