おなべ

ロシュフォールの恋人たちのおなべのレビュー・感想・評価

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)
3.6
◉作品の世界観や音楽が どことなく『LA・LA・LAND』に似ているなと思ったら、この作品をオマージュして作られたのが『LA・LA・LAND』だっという事実。元祖フランスver.ってとこか。

◉軍港の町であるロシュフォールを舞台に、水平や音楽家、ダンサーに画家etc…様々なバックグラウンドを持った男女の出会いと別れをミュージカル調に描いたラブロマンス群像劇。

◉コミカルでポップな音楽とカラフルな衣装を着たダンサー達による流れるような歌や踊りが、お洒落な街中で繰り広げられ、まるで舞台のミュージカル劇を観ているかのようだった。

◉また、ロシュフォールという小さな街中ですれ違う人と想いが交錯し、そのバラバラに見えた点と点が重なった時、物語は衝撃のクライマックスへ。
















【以下ネタバレ含む】











 
◉歌や踊りのクオリティが高かった分、余計に撮り方(主にカメラワーク)が勿体無かった。ど素人が何様かと思われるかもだけど、比較的に平坦なアングルが多く見受けれ、そこをもっと奥行きのある立体的な映像にすると、評価が更にグンと上がった気がする。
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