トラヴィス

河内山宗俊のトラヴィスのレビュー・感想・評価

河内山宗俊(1936年製作の映画)
4.3
行き違い
がこの映画の肝。
市井の人間達が立ちまわる、立ちまわる。

原節子という清廉潔白な生娘を助けたいっていう市井のチョイ悪オヤジ二人が一肌脱ぐってお話。

アンダーグラウンドのエミールクストリッツァ監督は見事に悲劇を面白おかしく撮っていなすったが、こいつぁ、喜劇なんだがひげきなんだか、わかりゃあしねぇ。

しかして、絶妙でございやした。

『人のために喜んで死ねるようなら、人間、一人前じゃないかな』
粋なこと言うもんだ