Tatsu

女の香りのTatsuのレビュー・感想・評価

女の香り(1968年製作の映画)
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歪な映画だけど傑作だと思う。死んだ女にそっくりのキム・ノヴァク、その投影、高所からの落下も明らかに『めまい』なんだけど、今作ではジェームズ・スチュワートの役割が、ハリウッドの映画制作者と取り巻く人々の共犯になっていて、多くの人々の手によって死んだ女が蘇っていくという、何重にも映画製作そのものの映画になっている。回想シーンのワイプ演出バグったのかと思った。ドッグフードCMオチもすごい。
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