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菊五郎の鏡獅子のkayのレビュー・感想・評価

菊五郎の鏡獅子(1935年製作の映画)
5.0
Youtube で観る度にため息ついてます。白黒映像なのに、散る桜の花びらが見えるよう。振りが大きい。大きいのに優雅。小姓弥生が獅子の精に引きずられてはけるシーンなんて、ほんとに獅子が生きてるようで、鳥肌ものです。平櫛田中作の六代目の彫刻、筋肉隆々で美しいのですが、あの優雅な動きを支えてるんですね。毛振りに入る前の首の振り方も、獅子そのもので、神様と仰がれるのも大納得。生で観たらすごかったんだろうなぁ。
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