マチダ

モータル・コンバットのマチダのネタバレレビュー・内容・結末

モータル・コンバット(1995年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

テレビゲームの表現規制団体設立のきっかけとなった残虐な同名の人気格闘ゲームが原作。なんだけど、この映画はほとんどグロテスクじゃない。ゲームで売りの敗者を残酷に処刑する究極神拳(Fatality)の描写が出てこない。
ミラ・ジョヴォビッチの旦那の映画版バイオハザードの監督だけあってハズし方が同じ感じ。
映画のテーマ曲は有名でサンプリングされてたりする。スクリレックスとかに。あと、ヒカキンが初期にヒューマンビートボックスでやってる(というのをさっき確認した)。


最近、PS4の『Mortal Kombat 11』と『Hellblade』を買ってずっとやってた。どっちも3DCGが現実のモデルそっくりで実写取込みともいえるような生々しさで色々ヤバい。そのモータルコンバットの最新作に、シャン・ツンというゲーム1作目からいるボスキャラがゲストで出てくるんだけど、実写取り込みレベルのCG技術の披露なのか、この映画のシャン・ツン役のケイリー=ヒロユキ・タガワの姿でゲームに出てくる。めっちゃ同じ顔。1作目からいるキャラクターは全員いるけど他はこの映画の役者とは全く別のモデルの方々。それと、かなりリアルなアーノルド・シュワルツェネッガーもターミネーターとして参戦してるので、映画のキャラが今のところ2人いる。微妙な映画と超大作のキャラクターが戦えるのは面白い。(前作はホラー映画のキャラが4人いた) CGが生々しくなってグロさも増していて(シュワちゃんの頭も当然吹っ飛ぶ)、エグい資料に囲まれてPTSD気味なスタッフもいるとか。あと来年、リブートの映画版が公開で浅野忠信(ライデン)と真田広之(スコーピオン、どっちも1からいる人気キャラ)が出演するとのこと。
(タイムパラドックスやパラレルワールド的なストーリーなので、ターミネーターや別な表現媒体の同キャラもコンセプトには合ってる)
(Hellbladeはインディーゲーム会社がケンブリッジ大学の協力を得て作った、精神疾患追体験ともいえるようなアクションアドベンチャーゲーム)
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