39 刑法第三十九条の作品情報・感想・評価

「39 刑法第三十九条」に投稿された感想・評価

「39」とは刑法39条(精神障害者の罪を減ずることを趣旨とした条文)のこと。

ある若夫婦が殺害される。逮捕された男(堤真一)には、精神鑑定の必要があるということで、精神科医(杉浦直樹)とその助手(鈴木京香)が呼ばれる。鈴木京香は地味役ながらものすごく色っぽい。

邦画の良いところと悪いところが出ている。

聞き取れないボソボソ声で喋れば、アートっぽいみたいな、邦画の悪い風潮やめたほうがいいよ。岸部一徳と江守徹はさすがにうまいけど。

物語上あまり関係ない脇役(杉浦直樹とか、鈴木京香のお母さんの吉田日出子)まで、変なキャラ立ちしていて、見づらくてしようがなかった。

森田監督の尖った演出(望遠で顔の一部や景色をクローズアップしたような絵面がえんえんと続く)も、冒頭こそ引き込まれたものの、だんだんと見ているのが苦痛になってくる。

後半の裁判シーンでは、小劇団演劇みたいなのを、手持ちブレブレカメラでえんえんと見せられ閉口。
刑法第39条
1.心神喪失者の行為は、罰しない。
2.心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。
しゅん

しゅんの感想・評価

4.4
銀残しの渋い質感、挙動不審なカット割り、キメキメな構図、かと思いきやぐらんぐらんと揺らして煽る不安、映像すんごく勉強になった。いろいろやってるんだけど、押しつけがましさを感じられなかったのは、申し訳なさそうに喋る小川のおかげかもしれない。このあとに渇き。を観たんだけど、押しつけがましかったなー。
大昔に観て面白かった記憶だけはあったんだけど、内容はまったく覚えていなかったので再鑑賞。

BGMもなく坦々と静かに、でもじりじりと締め付けられるような緊張がある。やっぱり良い映画だった。

グレーがかったような渋い色合いの映像も、映画の雰囲気にあっていてたまらない。銀残しという撮影法なのだと知り、ひとつ賢くなった。
まともな人間が一人も出てこない
めずらしい映画笑
最初に観た時の方が良かった⭐️
😔👨🏻‍🎓🖋👩🏻‍🏫🦆🎭👩‍👧‍👦🧟‍♂️
わかりやすい「狂人」。
ハルカ

ハルカの感想・評価

3.4
死体がリアルで思わず目を背ける出来。

映像はさすが森田芳光
この人がよく使ってた役者肩越しに仰ぐ空の構図が
閉塞感あって好き。。

刑法39条について是とも非とも言わず
見た人を揺れさせ考えさせる立場をとった
サイコホラームービーなのかと思って見たら

後半は伏線回収中心のミステリーで
最後には刑法39条への持論を
ハッキリ台詞にしたためてた。あれれ。

よく出来た脚本だったけどなんか興醒め。
しかしあの埋められた子の顛末は。


キャスト豪華。

ダサい鈴木京香が新鮮。なんかケイゾクを思い出す。

本筋にほぼ関わらないのに重要に思わされた
岸部一徳の凄み。

対になってる江守徹と樹木希林も喜劇的で良い。


堤真一ってコメディの印象が強かったので
容疑者Xの犯人役が珍しく思ってたけど

以前にもこんな役をしてたことを知らなかった
堤真一の空虚な目と優しげな話し方に
すっかり魅了された。

登場シーンは む、松坂桃李…と呟くくらいの見た目。
そりゃ彼女も人生捧げますわ、なんて。


ガタガタガタ → 登場 は
西洋の悪魔映画の影響でしょうか。
なんか好きじゃない。
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