T-800からの魔の手を潜り抜けカイルリースとの別れを告げたサラコナーはジョンコナーを出産し少年へと成長した。
そんな中ジョンコナーを抹殺するためスカイネットは最新鋭のターミネーターT-1000を現代へ送り込む。
未来のジョンは過去の自分を守るためかつて母のサラの前に立ち塞がったT-800を最強のボディガードとして現代へ。
未来を賭けた死闘が新たに始まろうとしていた。
敵役のT-1000は変化自在に姿を変える液体状のビジュアルは本当に斬新。
今思うと「遊星からの物体x」「寄生獣」のビジュアルから影響を受けているのだろうと思いますが見せるアイデア次第で全く新しいものに生まれ変わっています。
腕を直角に曲げ姿勢を曲げまずに走るフォームは小学生の頃よく真似をしていました。
シュワちゃんは味方になることで前作のカイルリースと同じ立ち位置になっていることで圧倒的な敵を前にどう立ち向かい、追って追われる地獄の鬼ごっこというストーリーラインを踏襲し純粋たるエンターテインメント作品へと完成されている。
まさしくI’llbeback
キャメロン監督は続編の天才だと思います。
前作であったことをしっかりと下敷きにした上で観客が観たいアクションを抑えた上で直球だから出せるドラマの熱さを遮っていない今作の物語構成はシリーズもののお手本にすべき。
「バックトゥザフューチャー2」の前作の裏側を進行するのはアイデア力で意表を突いた傑作ですが、今作はまさしく正統進化したターミネーターと言うべき。
素晴らしい作品は何度見ても色褪せない。
今作のラストから話が地続きに繋がっている新作「ニューフェイト」とても楽しみです。
