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皆殺しの天使のnovaのレビュー・感想・評価

皆殺しの天使(1962年製作の映画)
3.5
超久しぶりのルイス・ブニュエル。この不条理感やっぱり好き。この状態をどう説明する?わけがわからない。または普通すぎるのか。だらだら続く抜け出せないブルジョワジーの贅沢を批判してるのかな。表向きの忖度や見えない壁。極限状態での人間の行動のおぞましさ。ラストの鐘の音が不気味でした。この前観た「ミッドナイトインパリ」の部屋から出られなくなるブニュエルの映画ってこれのことだったのね。うれしい発見。
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