よー

ジェイコブス・ラダーのよーのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これもずっと観たいなと思ってた一本。
面白かったですねー。
あっという間の113分。

PTSDの話かと思ったらそれだけじゃなくて、
実際の化学兵器についても描かれてるのが
衝撃的でしたね。
BZガス、通称ゾンビ・ガス。
恐ろしすぎる…

全てがあまりにも現実的だから
観ていても本当に
何がジェイコブの現実なのか
全然わからなくて面白かったなぁ。
どれも現実と思えたし、
逆にどれも虚構とも思えた。

宗教に対して無知すぎるから
冒頭の「宗教的な名前」というやり取りを
考えることができなかったんだけど、
考察してる人を見かけた限り、
登場人物にはそれぞれちゃんと
役割があったのだそうな。
やっぱりアメリカの映画を観る上で
絶対的にキリスト教のこと知ってると
倍以上楽しめそうですよねぇ〜。
『マザー!』とかもそうだけど。

考え方次第で悪魔は天使になる
っていうのすごく面白い。
本当にそう思う。
同じ言葉でもそれが悪魔の囁きに聞こえるか
天使の囁きに聞こえるか。
ジェイコブは最後に息子と階段を登ることができて
穏やかな死(ではないけども…)を
受け入れることができたというのは救いなのか…

氷風呂のシーンは怖かったなぁ〜
想像しただけで心臓が止まりそう🥶
シェイクヘッドとかも
音の使い方とかも相まって怖かったし、
気持ち悪いクリーチャーもよかったな。

そして何よりも若かりし
ティム・ロビンスのカッコよさよ!!!!←
全身ショットになる度にうっとりしてたわ。笑

自分の中ではティム・ロビンスといえば
「ミスティック・リバー」なのだけど、
久しぶりに見直そうかな〜。
よー

よー