ハゲゾンビ

死霊のえじきのハゲゾンビのレビュー・感想・評価

死霊のえじき(1985年製作の映画)
4.0
1985年アメリカ映画。

BLソフトのメモリアルコレクションがだいぶ値落ちして半額以下になってたので思わずポチりました。320分の特典映像と様々な特典、日本語吹替もあってテンションがあがります✌️

ゾンビ3部作の3作目にあたりますので、ここで前2作品を軽くおさらいしておきましょう✨

○ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968年)
原題“Night of the Living Dead”
諸説あると思いますがゾンビ映画の原点、全てはここから始まった!動きはトロいけど大群になると怖いとか頭を破壊すると死ぬとかの設定もこの作品からではないでしょうか🤔
ゾンビ発生をドキュメンタリータッチで表現、モノクロ画像がこれまたリアルで良かった👍

○ゾンビ(1979年)原題“Dawn of The Dead”
ゾンビと言う言葉が使われたのはこの作品から✨
興行的にも世界中で大ヒット(多分)
ゾンビ発生後の社会の混乱とかゾンビ制圧の為に軍や警察の投入など人間社会の崩壊をリアルに表現❗ショッピングモールのシーンはあまりに有名ですよね😃✌️
結局モールでの束の間の安息を破壊したのは人間の欲やエゴ、人間が自からを滅ぼしていく😱

第1作目でゾンビ発生により人間社会に黒い影を落としたので“Night ”、第2作目で人間社会の混乱とゾンビ社会の形成で“Dawn”
そして【死霊のえじき】原題“Day of The Dead”
人間社会完全終了でゾンビ時代到来❗

当初ダリオ・アルジェントと共同制作のはずがドル高尚によりアルジェントは協力を辞退、予算大幅カットでこじんまりとした作品に😅
この作品に出演のグレゴリー・ニコテロさん、特殊メイクアーティストで「ウォーキングデッド」の監督をやってます😄

ここからは《ネタバレ》です🙇
冒頭のシーンが個人的には好きですね〜。
主人公サラがコンクリートの壁の部屋に1人、そこから無数のゾンビの手が❗🧟当時予告編でも使われました👍

そして荒廃して誰もいない都市、道路にはもう役に立たない紙幣や新聞が風に舞っている。(この時の新聞のレプリカが特典にはいってました😁)生存者を拡声器で呼びかけると無数のゾンビたちが街に現れる!何故かワニ🐊も!

すでに世界はゾンビに支配された感が伝わってきます。劇中でも人間1人に対しゾンビ40万体と学者が言ってる(どうやって調べたんだろう🤔)

ロメオゾンビ映画には「結局一番恐ろしいのは人間であり、人間は欲望やエゴで自滅していく」という一貫したテーマがある(個人的見解です💦)
今作もそれが原因で最悪の結果に❗

そして残酷描写はシリーズ最高!やっぱり凄いぜトム・サヴィーニ👍
おそらくゾンビに喰われていく描写はこれが原点じゃないかな🤔
今思うと似たようなシーンを数々のゾンビ映画で
観たような気がする✨
研究用に捕獲された元軍人ゾンビのバブの敬礼シーンも有名ですね。

予算の関係で舞台の殆どが軍の地下施設の中で地味な印象はありますが人間群像劇としてもよく描かれていたし、ラストの怒涛の展開までいっきに観れました!やっぱり名作ですね👏😄
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