意見の食い違いが起きたり、インディアンに襲われたり、クロースアップが挿入されたり展開・ショットが、適材適所すぎて逆に迫真感がなく説得されないけど、その一貫性はある。というはじめての体験だった。
馬か…
ジェームズ・スチュアートの失った牧場を取り戻すという動機自体がマイナスが0になるだけなので不毛である。元々一人で始めた捜索は仲間が増えるも最後にはいなくなり、こちらも結局無足感は否めない。冒頭とラス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
賞金首の男を追っていた男が偶然居合わせた2人の男と共に賞金首を捕まえるが…
共通の目的をもった男達だが、途中インディアンに襲われ主人公が負傷する。
そいつが死ねば賞金は三分の1ではなく二分の1にな…
ジェームズ・スチュアートといえばアメリカの良心みたいな役柄が多いが、こと西部劇になると腹に一物抱えた感じが多く、ここでも賞金稼ぎとして捕えたお尋ね者をどう連れ帰るかを巡り「決して褒められた形ではない…
>>続きを読む囚われの身にも関わらず、集団を掌握するロバート・ライアンの憎々しさ。
死んでも尚マクガフィンに化ける怪物性。
これほどの欲望劇なら、いかにも人間の醜さを抉ったビターエンドにもできたはず。
そうしな…
1953年製作公開。脚本サム・ロルフ、ハロルド・ジャック・ブルーム。
監督 アンソニー・マン。
「ハリウッド映画史講義」の一篇。寒いしどうしようと逡巡しながら出掛ける。1970年代前半にテレビで観…