安定感ありますね。
目の演技にとても惹かれます。
皆、表情自体はあまり変えないんですけどね。フィンランドらしいです。
素朴ながら人間味をしっかり出す。
なんとも美しい貧乏人達とコンテナハウス。
暴漢に襲われ 記憶を無くした男。
病院で 生きているのにも関わらず死んだ事になった あのシーン、あれは、過去の死を表しているのでしょうか。
救世軍のイルマとの恋愛が びっくりするほど こそばゆくって 物静かな2人のときめきが映えます。おじさんとおばさんの恋愛にキュンキュンしますよ。。
物静かで優しく可愛いのにハンニバルという名を持つ犬もまた 目の演技が馴染みます。
電気工事をしてくれた男が微笑んで礼はいらないけれど、『死んだとき、情けを』と言うシーンなんかも良く、、
底辺な極貧質素の人々ですが、おおらかさと、助け合いの細やかな精神、何でしょう 粋のようなものを感じます。
話すことがなければ 口を開かずとも良いですし、マイペースな人々は素朴で居ながら オフビートで、ユーモアがあります。
あの、わざわざ な終わり方も また、良いんです。