このレビューはネタバレを含みます
暴漢に頭を殴られ記憶を失った男が、新たな生活を手にしていくストーリー
基本的に登場人物がいい人揃いで良い。難しそうな人も出てくるが、結局は和解できる(主人公のコミュニケーション力とかもあるだろうが…
今作もオーティネンが魅力的に撮られている。
裏切られることが怖くて期待しないように振る舞いながらも期待してしまう素振りに、心の底から応援してしまう。
脇役が皆魅力的で、特に施設長のおばさんがよい味…
質感と空気感がとても好き。
映画館で観れば良かった。
ワケアリはワケアリに手を差し伸べてくれる。どんなワケなのかとかは、正直なんでも良いのだと思う。暮らしは貧しいかもしれないが、そういう人たちで助…
アキ・カウリスマキの映画は登場人物から喜怒哀楽の表情が取り払われており、鑑賞者は作中の残酷な現実を直視せざるを得ない状況に陥る。それでいてギャグ漫画のような突拍子もないアクシデントが起きまくるので『…
>>続きを読むいいなあ。
コンテナ生活初日のお掃除シーンとてもワクワクする。
日々のささやかな幸せにちゃんと気づけたら、人生はユーモアでいっぱいだ。
登場人物たちみんな特段良い人でも悪い人でもないのが何だかすご…
「時は過ぎ去るけどまたやり直せる」
「君がいればうまくいく」
エンディングの歌詞がまた染み渡る…
記憶を失くして恋をして、また本当の名を思い出してもあのひとのことがすきだって思えるのとてもいいな
…