エンディング
マチルダの新たな旅立ちに
スティングの「Shape Of My Heart」が流れ
心をつかまれる
レオンが なぜ死を選んだのか
やるせない その思いは真実の愛なのか
歪んでいるのか・・・
もの哀しい曲に答えを曖昧にされるようで
ここでようやく深く感情移入していたと
思い知らされる
まだ幼いナタリーポートマンの演技は
何度見ても恐ろしい
家族を殺され 生きぬくために
男を惑わす女に変貌するマチルダ
世間を遮断し わずかなルーティーンを
守りながら生きるレオン
完全版を見ることで
レオンがアメリカに渡り掃除人になるまでの経緯やレオンは人生で2回しか女性を愛さなかった事を知った
レオンの精神年齢もアメリカに渡った19歳から変わっていないはず
ミルクは精神的に成長をやめたことの象徴なのか
レオンはマチルダと生活することで止まっていた人としての全てが動き出す
男としても様々な表情を見せはじめる
でも相手は少女
やっぱりレオンも少年（子ども）なのか
悪役ゲイリー・オールドマンに最後に渡すのが
リングというのも意味深い
マチルダに渡したかった結婚指輪なのでは…
エンディングの曲が流れる
レオンは何に命をかけたのか ・・・
いつのまにかスティングの曲に
心を持っていかれる
余韻が切ない…名作なんだなぁ やっぱり
