改めて見るとホントに傑作。
冒頭のこっちまでドキドキしてくる殺陣から、ルーティーンを欠かさない完璧な殺し屋像のレオン。
12歳らしい無邪気さやあどけなさは勿論のこと、ハッとさせる妖艶さを既に備えるマチルダ。
激昂癖ありで異常者感MAXのスタンスフィールド。3人ともキャラが秀逸すぎる。
早く大人になりたいマチルダと不完全な大人なレオンが、人間としての喜びや存在意義を感じあい、不器用にも真っ直ぐに生きようとしていく過程は、何とも言えない素晴らしさ。
感情を殺した中年の男が少女を守るために本能のままに暴れ、叫ぶシーンがたまらん。
マチルダ救出後の足元のカットとか、光と暗闇の演出もクール。
ラストシーンのレオン視点の光の使い方なんか、もうかっこよすぎ。