J四郎

レオン 完全版のJ四郎のレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
4.7
リュック・ベッソンの代表作で紛れもない名作。
こちらは22分の未公開シーンを加えた完全版で、レオンとマチルダの交流がより深く描かれているバージョン。
もう何回も観たけど、やはり良いモンは良い!
特にこの完全版は結末を知っていればいるほど余計切なくなります。

殺し屋のオッサンと美少女の純愛という普通なら爆死する案件。そいつをこうも美しく描いているのが何と言ってもスゴイ。一歩間違えばキモかったり寒いギャグになるのにねぇ。

やはり幼い頃のナタリー・ポートマンのこの年頃だからこそ出せた危うい美しさが魅力的すぎる。全くロリコンのケの無い俺でも時折ドキッとする表情をするなど、そら~レオンのオヤっさんが参るのも納得です。基本、ガキなのに殺し以外ではレオンをリードしたり振り回すのも面白い。

勿論、ジャン・レノのレオンの造形も良くて冒頭のミッションでは凄腕っぷりを披露。狙われる側からみたら実におっそろしい男です。そんな殺し屋がマチルダと関わるとウブな童貞ボウヤみたいになってしまうのが微笑ましい。アクション映画だけどこの2人の交流のみでも成り立つくらいの作品です。

それに対するゲイリー・オールドマンの敵のオッサンも濃いキャラで実に良い。この映画以降、こんな感じの敵キャラが漫画やアニメでもよう見かけた気がする。改めて観ても、どっかでコレ見かけたよな?ってシーンも多くて後に与えた影響が大きい事が分かった。

ここまでの有名作は映画ファンなら観ていない人の方が少ないと思う。万が一未見なら、一度は鑑賞する事をおススメ致します。