午前十時の映画祭。
多分、劇場公開時に観て以来2度目の鑑賞。完全版は初めての鑑賞(多分)。
エリック・セラの音楽がエモーショナル過ぎると思ったけれど、やっぱりこれは名作だった。
ジャンレノもナタリー・ポートマンもゲイリーオールドマンも最高だった。
完全版はレオンと12歳のマチルダが心を通わす過程を22分を追加して描いているらしい。余計だと思っていたそのシーンは、とてもかわいかった。いや、やっぱりやりすぎか。
マチルダの表情はずっとかわいくて、ときおりはっとするほどセクシーだった。マチルダの方が大人でレオンの方は子どものように描いている。いいバランスだと感じた。
観葉植物の植木を友だちと言いながら、レオンは自分に重ねる。朝になると日に当てるというルーティン。
改めて見てもゲイリー・オールドマンの演技はすごかった。精神安定剤を飲んだ後のあのアクションは狂気だ。ラストの「エブリーワン!」と叫びは怖かった。
なんとなくトニーは信用できなかった。あいつ金をくすねて、ちょっとずつしか渡さないのだと。