GON

レオン 完全版のGONのレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
4.5
【2020/6/13 再鑑賞】
映画館で見てきちゃいました。ゲイリー・オールドマンの「エエエエエブリィワァァァン!」の声がデカすぎてビビった。

【2020/3/10 初鑑賞】
なんて悲しく、美しく、怖く、勇気を貰える作品なんだろう。映画として完璧に近い作品では無いだろうか。レオンとマチルダの2人の父子、恋人、兄弟、そのどれにも当てはまらない何故か孤独に見え、共に成長していく不思議な関係が美しい。
この作品が名作と呼ばれてる理由としてはゲイリー・オールドマン演じるスタンスフィールドの存在がデカい。麻薬取締してるくせにドラッグキメちゃってるし(しかもその時の動作がこれ以上ないくらいに最高)、急にエブリワンとか叫び出すし、何から何までぶっ飛んだイカれ野郎であり、悪魔的なカリスマ性を放つその姿は観客を心の底から恐怖させ、興奮させる。
クライマックスでレオンがマチルダに「君が俺に生きる希望をくれた」と最期の別れを告げるシーンは涙無しでは語れないシーン。ラストシーンでマチルダが宿舎の庭に鉢植えを植えるシーンも凄く印象に残った。マチルダはそれをレオンの遺志としているのだろう。「私が成長するまでずっとそばで見守っててね」と。
最初と最後が同じ情景なのもグッとくる。EDテーマの”shape of my heart”も素晴らしい。文句無しの傑作です。