レオン/完全版の作品情報・感想・評価

「レオン/完全版」に投稿された感想・評価

のび

のびの感想・評価

4.3
映画『レオン 完全版』は、多重奏のような愛情を描いた映画と言えるだろう。

多重奏のような愛情とは、どのような愛なのだろうか。

この映画には、殺し屋のレオンと家族を亡くした少女マチルダとの間に恋愛感情だけでなく、親子愛や兄弟愛、同志愛に師弟愛といったさまざまな種類の愛情があふれる。レオンとマチルダはともに孤独な者同士だ。そんな孤独なふたりは、このふたりだけでしか成り立ち得ない愛情で結びつけられる。

絶望と悲しみの底から生き延びることのできたマチルダ。あの、モノマネを互いに当てる場面でのマチルダのように、これから先はマチルダが本来持っていた天真爛漫さと、心からの笑顔を浮かべることのできる大人に成長すると願いたい。そう思わずにはいられない、物語のラストシーンだった。
めちゃかわいい
昔観たが、完全版は二人の触れ合いや、お互いをだんだん必要として来るのが分かって来ていい感じ。悲惨さがないのが良い。最近の警察や取締り側の腐敗をやっつける映画は結構多いが、レオンは勧善懲悪とも関係ない。二人の関係、二人の人生が大事にされている映画。ラストは切ないが、マルチダに生きる希望が芽生えて行く事を感じさせて良い終わり方だと思う。心に残る映画ですね。
も

もの感想・評価

3.5
マチルダかわいすぎ
悲しい話だった

このレビューはネタバレを含みます

実に効果的な映画だと思う。

まずはルック。冒頭の依頼のシーンから既にカッコイイ。アップ、端的なセリフ、サングラスを使ったアングル。とにかくルックが決まっている。そのあとのジョーンズ戦は実に傑出。派手なことはしていないし、いたずらに観客の心拍数を上げるような下品な驚きや安直なサスペンスにも頼らない。首を絞めるところや、シャッターを下ろした向こう側で手下を始末するところなど、カメラの外側で事がなされている(しかし結果はよくわかる)。洗練されているとはこのことだろう。

レオンとマチルダを示すセリフやガジェットをいくつも張り巡らせているのも効果的だ。マチルダが家族の殺された現場に戻り、ぬいぐるみと2万ドルを持ち出すところなど、彼女の複雑さを端的に表している。ナタリー・ポートマンの懸命なのにどこか毒婦めいた少女像も素晴らしいが、映画を観る所作だけでキャラクタを把握させるジャン・レノの演技がズバ抜けているように思う。

あと、ジャン・レノの丸眼鏡はかっこいいぞ。




ニューヨーク、リトルイタリーのレストラン。レオンとトニー。モリツィオのシマを荒らすジョーンズを懲らしめる。レオンは大量の護衛を片付け(このシーンが傑出)、仕事を果たす。いつもの牛乳を2本買った帰り、アパートの階段で煙草を吸う少女と出会う。父親の折檻の跡。レオンは部屋に戻る。少女の父は家から2人の男に絡まれ外に出る。父は麻薬の預かり屋。2人(スタンスフィールドとマルキー)は麻薬をくすねたと疑っている。無実を訴える父をスタンスフィールドは信用するというが明日の正午までに真犯人を見つけろという。父は去り際に少女を折檻する。レオンは覗き穴で見届ける。鉢植えを室内に入れ、牛乳を飲み、アイロンをかけ、丸眼鏡をかけて座ったまま寝る。

翌朝。少女マチルダは不満な朝を迎えていた。朝から情事にふける父と継母、高圧的な義姉、唯一弟は好きだった。父に殴られおつかいに行かされる。映画から帰ってきたレオンは、鼻血を流すマチルダと出会いハンカチを差し出す。マチルダはレオンの分も牛乳を買ってきてあげるという。スタンスフィールドたちが現れた。麻薬でハイになったスタンスフィールドは散弾銃で一家を惨殺。その現場の前をマチルダは通り過ぎ、涙を流しながらレオンに開けてという。迷った末、招き入れるレオン。

マチルダはレオンが掃除屋、すなわち殺し屋だと知ると雇いたいという。「女子供以外なら殺す」レオンだが面倒で断ると殺し屋として訓練してくれと頼む。面倒がるレオンは、寝入ったマチルダのこめかみに銃口を当てるが引き金が引けない。翌朝、なおも追い出そうとするレオンに、マチルダは紙を渡す。レオンは英語が読めない。殺し屋になりたい。レオンは餞別がわりに銃を与えるが、マチルダはそれを窓からぶっ放すのだった。

レオンとマチルダは鉢植えと少ない荷物で別のアパートへ移ることに。アパートの受付ではマチルダの機転が光る。レオンは仕方なくマチルダに殺しの技術を教えることに。トニーに訝られながらも初心者向けの武器ライフルを借りる。ライフルにペイント弾を入れ街中の要人相手に練習。マチルダは熱中していたが、ルーチンワークに飽き気味。ただ二人でやったモノマネゲームには無邪気に楽しむ。

マチルダはレオンに恋心を抱いているという。アパートの管理人に自分はあの男の愛人だと言い残し、抜け出して実家の殺人現場へ。ぬいぐるみと床下に隠した札束を取り出すためだ。そこで弟を殺したのが麻薬取締局のスタンスフィールドだと知る。帰ってきたマチルダにレオンは服をプレゼントするが、マチルダは不貞腐れている。そこに管理人が来て、二人は追い出される。

マチルダはレオンに札束2万ドルでスタンスフィールドを殺して欲しいと頼むが、レオンは復讐は良くないと諭す。マチルダは愛か死がほしいといい、レオンの自分への愛を証明するといって、ロシアンルーレットをする。寸前で止めたレオンに、ここにいることを認めさせた。レオンはトニーに紹介し、マチルダを殺しの現場に連れて行くことにする。ガムでのぞき穴を隠し、外から呼び出してチェーンを切って侵入、中の男へマチルダが銃口を向ける。中身はペイント弾。レオンが男を殺す横で、マチルダは麻薬を焼くのだ。「女子供を殺すから」と。その夜、二人はディナーに出るがマチルダはお酒で笑い上戸に。二人は現場を重ねるが、中から反撃があった現場の後、レオンはトニーに自分に何かあったら預けている金をマチルダに渡すようお願いする。

レオンは珍しく単独で仕事に出た。マチルダはルーチンをこなしたあと、麻薬取締局へ潜入する。しかしスタンスフィールドにトイレで追い詰められる。絶体絶命の中、スタンスフィールドの部下がマルキーの死を告げる。イタリア系の殺し屋。私怨ではないか。スタンスフィールドはマチルダをオフィスに監禁する。マチルダの不在にきづいたレオンは麻薬取締局に乗り込み、彼女を救うのだった。

その晩、マチルダはレオンの買った服を着て彼に迫る。レオンは初めての殺人を語る。祖国で富家の娘と恋したが、彼女の父がレオンの貧しさを理由に反対し終いには娘を射殺。事故として釈放された父を殺した。19歳。その後アメリカでトニーの下で働いていた父を頼った。それ以来恋をしていない、と涙を流す。マチルダも涙するが、代わりに二人でベッドで添い寝しようという。

トニーの元へ現れるスタンスフィールド。レオンの案件の一部はスタンスフィールドの依頼だったらしい。イタリア系殺し屋の話を聞き出す。

翌朝、レオンは熟睡できた。マチルダは買い物に出るが、部屋の直前で黒ずくめの男に攫われる。スタンスフィールド率いるSWAT。マチルダは咄嗟に嘘のノックサインを教える。SWATは突入するが、レオンは逆襲しマチルダを取り戻す。しかしロケットランチャーを持ち出すSWATには敵わず、鉢植えとマチルダをダクトから逃し、自身はSWATの隊員のフリをして介抱され外に出ようとする。しかし外に出る一歩手前でスタンスフィールドに射殺される。最後の力を振り絞り、体に巻きつけた手榴弾を起動させ、スタンスフィールドを道連れにする。マチルダは抜け出し、トニーの元へ走り出す。

顔中に痣を作っているトニーは、レオンの金は少しずつ渡すとして、マチルダに100$だけ渡す。殺し屋として雇って欲しいというマチルダを一喝して学校に戻させる。寄宿舎に入ったマチルダは、先生に一度は嘘をつくが、諭されて本当の事情を明かす。その後、鉢植えの植物を校庭に植え替えて、これで心配ないよ、とレオンに話しかける。
Ayako

Ayakoの感想・評価

4.0
大昔に見て改めて見たら、ナタリーポートマン最高すぎる
けん

けんの感想・評価

4.2
ストーリーはとてもシンプルだけど、レオン(ジャン・レノ)とマチルダ(ナタリー・ポートマン)の演技がとてもよい。というかレオンがかっこいい笑。2人の距離が少しずつ近づくやりとりが感動的。最後のシーンは迫力もあってドキドキする。切ないラストもよい。
マチルダのかわいさ、おしゃれさ。
ファッションもヘアスタイルも最高
ちぇ

ちぇの感想・評価

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こんなに苦しくて悲しくて観るのに時間がかかった映画は初めて
ららら

らららの感想・評価

4.5
マチルダの圧倒的美しさ。少女にしては惹きつけられるオーラとジャン・レノの殺し屋として一流な彼が彼女に振りまわされてる姿は微笑ましいけれど、それを踏まえてのラストは何とも言えない辛さがある。
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