どりあみかこん

ルームメイトのどりあみかこんのネタバレレビュー・内容・結末

ルームメイト(1992年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーカーものを観たくなって、且つ未だ観てないのが恥ずかしいと思ったので、今作を借りました。

最高ですね!
徐々に本性を見せてくるへディ、彼女の異常な行動が重なるたびに「気持ち悪っ」って呟いてました。
今作の良いところは、へディを哀れむ感情を観客にあまり持たせないところ。へディがリリーに依存する理由、異常な行動の理由をさらっと理解して、後はリリーに付いていけば最高に楽しめる!
「あるスキャンダルの覚え書き」という老女が女性に依存し狂気を見せるサスペンス
がありますが、ジュディデンチの入浴シーンはここからオマージュされているんだ!とテンション上がりました!

そして男嫌いなのか、男性に良いイメージがあまりなく、痛い目にあう要素が多かったです。グラハムは最後助かりましたが。

歪んだ心で他人に依存すると最悪の事態までを引き起こす人間の怖さがありますね。それに周りにいるんですよ、たまにへディのような女性が...見覚えがあって人ごととは思えないキャラクターですね。すごい