No.2705 & No.2706
自らも広島で被爆、その直後より軍医として被爆者の救援・治療に当たられた肥田舜太郎(ひだ・しゅんたろう)医師に密着したドキュメンタリー。
肥田医師は戦後一貫して、被爆者の治療と、核廃絶運動に献身されてきた。
「内部被曝」や「低線量被曝」の実態と、その被爆者に対する日米の対応について公然と批判を続けてこられた。
原爆投下直後からの、米軍による被爆者の遺体解剖の話や、ABCC(原爆傷害調査委員会)についてなど、私も知らないことが多く、大変ためになった。
ただ一つ残念なのは、日本語の字幕がついていないため、時々、肥田医師や他の証言者の話が聞き取りにくくても確認のしようがなかったこと。
(途中、電車の中で肥田医師に話を聞いていたが、どうして、聞き取りにくい環境でわざわざインタビューするのか、理解に苦しむ)
こちらも聞き間違いや、理解力の不足による認識の間違いをしたくない、ましてや原爆や原発という非常に重要なテーマでもあるゆえ、
なるべく今後は、パッケージだけでなく、オンラインであっても、日本語で字幕が当たり前のようにつくといいな、と思う。
38/60 https://www.uplink.co.jp/cloud/features/2311/
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No.2706 スコア3.0
『311以降を生きる:肥田舜太郎医師講演より』
Filmarksに登録がないので、ここに一緒に書いちゃいます。
2012年にアップリンク製作。肥田医師の講演をいくつかまとめたものなので、監督のクレジットはない。これも日本語字幕が欲しい。どうしても聞き取れない箇所があった。
39/60 https://www.uplink.co.jp/cloud/features/2311/