(20091020)
WOWOWにて視聴。手塚漫画作品にも言える特徴ですが、作品全体のトーンを台無しにするかのような要素を脈絡無く混在させる手法(過剰なデフォルメや抽象的な表現、アニメーション表現でも充分だと思えるシーンでの実写/ミニチュア撮影等々)と言うのは、ある種の照れ隠し的意味合い(作品の望む完成度への及ばなさに対する)もあるのかもしれませんが、個人的には非常にデメリットの多い手法のような気がします。
どちらもスタッフ・キャストにいろんなジャンルのビッグネームが名前を連ねておりました。意外なところではやなせたかし(千夜一夜の美術)、小島功(クレオパトラのキャラクターデザイン)などなど。