ゆっきー

ベラ・ルゴシの 幽霊の館のゆっきーのレビュー・感想・評価

ベラ・ルゴシの 幽霊の館(1941年製作の映画)
3.5
怪作!!
キチガイ殺人鬼の話であって、幽霊は出てこないのだが、記憶喪失の妻の唐突な登場と、話の都合上、強引かつ唐突な死の圧倒的不条理さがヤベェ。

ご都合主義が映画そのものに力を与える事もあるのだ…!

雨でびちょびちょに濡れた窓にへばりつくように現れる白い妻のカットの凄さといったら無い!!

ルゴシに殺される女メイドからの主観ショット。一度、画面が暗転し、絞殺されたかと思いきや、画面上部からルゴシの顔が再び出現する悪ふざけも恐い。

いやー、ルイスは天才ですね〜!
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