おソノさん

ピアノ・レッスンのおソノさんのネタバレレビュー・内容・結末

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

夫を失い声を失ったエイダにとって、ピアノは言葉であり、心であり、生命そのもの。その重みを理解せずピアノを売り払った新しい夫に降りかかる不幸。うん、色々考えたけどやっぱりピアノを勝手に売ったのがまずかったよ。そこから彼女は旦那に対して心を閉ざしちゃったんだもんね。そうそう。いやまてよ…うーん…


ピアノを弾く女性の表情や後ろ姿、指の動きって官能的ですね。
海、鍵盤を滑る指、天使の羽、泥の道。数々のメタファーとその絵、楽曲の美しさがすさまじい。静かで力強くて不安な感じ。特にテーブルに刻まれた鍵盤に、クロスのレースの影がかかる画面はびっくりするほど綺麗でした。

終盤の展開にはもう何も言えません…。娘役の女の子の叫び声がずーっと頭に残ってる。じめっと心に残ってしまう作品でした。