ピアノ・レッスンのcayのネタバレレビュー・内容・結末

ニュージーランドの荒々しい海や民族と、繊細で美しいピアノとのコントラストが面白い。
海岸に置かれた古めかしいピアノがとてもシュール。

これは主にピアノと不倫のお話。
主人公エイダは娘と一緒に新天地ニュージーランドの実業家？の元へ嫁ぐ。
エイダは口がきけないしとにかく気難しい。
6歳の娘が通訳となっていて常に頼もしい。けど肝心な所で義父側についたというのがなんとも。女の子ってこういう狡猾さがあるよね。幼さゆえに理解出来ていなかったとはいえ…

最後、エイダがピアノと一緒に海に沈まなくて本当に良かった。沈んで死んでたらこんな間抜けで滑稽な主人公いないわ。
主人公の不器用さに少しいや大分イライラしたけど、最後はまぁハッピーエンドで良かった。