りか

おしゃれキャットのりかのレビュー・感想・評価

おしゃれキャット(1970年製作の映画)
3.4
マリーちゃん人気が相変わらずすごくて「何が可愛いんや」とどこか擦れた目で見ていたけれど、そもそも本作を観たことなったので鑑賞。

みんな言ってるけど、マリーちゃんが主人公だと思っていたらママのダッチェスの方だったのね。しかも兄弟がいたとは。
ダッチェスが本当に美人で優雅で上品で、野良猫にも何の偏見もなく会話をするところは本物の上流階級はコレぞと思わせられた。
本作もそうだけど、ディズニーの昔の作品に出てくるこどもたちの声がたどたどしくて、可愛くって、聞いてるだけで癒し💕
最近の子たちは演技が上手すぎて本気でひいちゃう。
子どもたちのちょこまか滑らかに動く様子も、ベルリオーズの野良猫のマネ?威嚇?も何とも言えず可愛かった😍
わたしが思う本作最高のシーンは、オマリーとダッチェスのしっぽだと思う。
あれはちょっとエロい😂

ディズニーって王子様とお姫様っていう上流同士のものが王道って思われるけど、度々、格差の恋愛とか友情とか描かれるんだよね。
これもその一つ。おしゃれキャットが先ではあるけれど、オマリーを見るとユージーンを思い出した。
やっぱこういうヒーローはカッコいいぞ。

1970年に公開されたようだけど、昔懐かしい鉛筆のような優しい線と、ギャグを中心としたウォルト作品らしさがあってとっても良かった✨
ネズミのロクフォールがシンデレラを彷彿とさせるのも良き。
帽子と洋服がまた可愛い。
どこかで聞いたことあるなと思ったらジミニーやスネ夫でおなじみの肝付兼太さんでした🙌

野良犬の2匹とエドガーのやりとりでちょっとだけ眠くなった🙇‍♀️
アヒルの双子はちょっとうざい。
りか

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