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ワン、ツー、スリー/ラブハント作戦のryusanのレビュー・感想・評価

3.4
名匠ビリーワイルダーのブラックユーモアたっぷりのコメディー。
西ベルリンと東ベルリンを行ったり来たり、今ではもうありえない冷戦をおちょくった感じの作品。
ジェームスギャグニーのハイテンション、マシンガントークがほぼ2時間たっぷり楽しめる。この人もやっぱり神に愛でられた映画人の一人ですね。

コカ・コーラ社ベルリン支店長のマクナマラは米国本社の重役の娘スカーレットのお目付け安を仰せつかる。これは出世のチャンスと喜んだのも束の間、何とスカーレットは東側の共産党員の青年オットーと恋に落ちて結婚してしまう。そこに重役がいきなり娘を迎えに来ることになる。そんなことが重役に知れたら大変とタイムリミットのドタバタ辻褄合わせが始まる。果たしてマクナラマは無事に事態を収拾できるのか?

原題はただのワン、ツー、スリー、きっと映画会社が単純すぎると思ったんでしょうね。


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